良心、市民の会とは?

良心、市民の会」は、誰もがもっている良心に従い、良いと思ったことを実行していく市民の会です。
スマトラ沖地震・インド洋大津波を機に発足した「良心、市民の会」の活動は、被災地インドネシア・アチェ州における災害孤児の子供達の保護活動から始まりました。
災害以来、現地団体・LCO(Lost Children Operation / ロストチルドレンオペレーション)と力を合わせ取り組んできた活動は、当会を支えて下さっている皆様のご理解とご協力を頂きながら、現在は教育をテーマにアチェの子供達への扶育事業に取り組んでいます。 災害孤児の子供達が日常の厳しい生活環境を乗り越え、高校卒業まできちんと学校に通いながら勉学を継続できるようお世話をさせて頂く「奨学金給付による就学ケアー」。 国際言語習得の機会を提供し、地域の子供達の教育水準UPを目指す「語学教室・晃月スクール」。 この2つの扶育事業を通じて、災害孤児の子供達が将来自立した生活を歩んでいけるよう見守っていく、これが私たち「良心、市民の会」の目標です。

 

教育支援活動 子供たちの未来に夢と希望を

アチェの子供たち スマトラ沖地震により、インドネシア・アチェ州では2,800名を超える子供達が孤児となり、ユニセフやセーブ・ザ・チルドレンなどの団体が協力して子供達のケアーに取り組んでいます。「良心、市民の会」は、災害孤児の子供達のケアーに取り組む1つの団体として現地団体LCOと連携し、現在161名の子供達のお世話をさせて頂いています。 災害から一年余りが過ぎた2006年2月にアチェを訪問した際、未だお父さんやお母さんと再会できていない子供達が、家族のもとに無事帰ることのできる見込みはほぼ絶望的な状況となっていました。 LCOスタッフと会議を重ね「災害孤児の保護・肉親との再会をお世話する」これまでの活動目標を「子供達の将来を見据えた教育面におけるケアー」に切り替えました。

災害から2年間は、インドネシア政府の援助により学費免除の措置がとられましたが、子供達の生活環境は経済的に日々の生活を何とか乗り切るのが精一杯の状況です。しかし、現地の聞き取り調査で、お父さんやお母さん、また両親を失った子供さんを預かっている親族の方から一様にして返ってくる声は「子供には学校に通って勉強を続けてほしい」でした。このような状況を受け、子供達の生活保護を最優先課題とした奨学金制度の確立に取り組むことにしました。

最初のモデルとなったウェタちゃん 会員の皆様からお預かりした義援金を現地の子供達の為に有効活用させて頂けるよう、金銭的事故を防ぐことを考え、まず1人の子供さんをお世話することから始めました。1人の子供さんをしっかりとお世話できるようであれば、奨学金を給付する人数を増やしていくことを目標として。その最初のモデルとなったのが、当時小学3年生のウェタちゃんでした。
彼女は津波でお父さんを失いました。お母さんが畑仕事で得る収入を頼りに4人の子供を支えていましたが、経済的状況から当時高校生だった長男が学校へ行くことを諦め、妹たちをなんとか学校へ通わせるために働いているといった状況でした。当初、ウェタちゃんは災害のショックから、うつむいたまま笑顔のない状態でした。しかし、きちんと毎日学校に通うようになり、半年後には学年で一番の成績をとるようになりましたと報告を受けた時は本当によかった…と思いました。

2015年1月現在、300,000ルピア(約3,000円)/月を奨学金として毎月100名の子供達に給付させて頂いています。はじまりは悲しく辛い出来事でしたが、頂いた子供達とのご縁を大切に、深い悲しみを抱えながらも日々頑張っているこの子供達の将来が豊かなものとなるよう願い、引き続き扶育事業に邁進して参ります。

JGAの子供たちの紹介

 

語学スクール 子供たちの将来のために

2007年8月1日に開校した授業料無料の語学教室「晃月スクール」。 子供達が描く将来の夢を知るLCOスタッフを始め、保護者の方や地域の方々のご要望に応えるべく、フリースクール開校を目標に、アチェ州都バンダ・アチェ市近郊にある公立プカンバダ第一中学校と協力し、2007年6月より準備を進めてきました。 2ヶ月を経た8月1日に正式開校し、現在、国際言語である英語と日本語の両レッスンを始め、当スクールの特色である子供達への道徳教育にも取り組んでいます。2015年現在、178名の生徒さんが放課後それぞれ週三回のレッスンで語学習得に励んでいます。

「晃月スクール」を開校した目的は、たとえ経済的に恵まれない状況にあったとしても、子供たちに国際言語習得と国際感覚を養う機会を提供し、地域の子供達の教育水準UPを図ることです。
災害前のアチェでは、州独立を目指すGAM(自由アチェ運動)勢力とインドネシア政府との対立が激しく、外国人の往来はほとんどありませんでした。 災害を契機に停戦となり、2005年8月15日和平合意以降のアチェでは、災害復興に向けて勢いが加速し、現地の人々の安堵感を象徴するように穏やかな雰囲気が漂っていました。 国際言語を習得することにより、国際的平和都市のモデルと成りうるアチェの子供達が将来の祖国インドネシアの為に活躍してくれること、それが私たちの願いです。

「良心、市民の会」は、晃月スクールを通じて、わたしたちの将来を担う子供達が、たとえ経済的に厳しい環境にあったとしても、心に抱く夢をあきらめず頑張れば実現することのできる環境作りを目指します。

2015年現在の生徒数 (生徒数178名・教師4名・アシスタント4名)

■日本語レッスン
  • レベル1 担任 Sarah
  • レベル2 担任 Sarah
  • レベル3 担任 Hanafi
  • レベル4 担任 Hanafi
  • アシスタント Noera, Amelia
●英語レッスン
  • レベル1-1 担任 Desi Safra
  • レベル1-2 担任 Maksalmina
  • レベル2  担任 Desi Safra
  • レベル4  担任 Maksalmina
  • アシスタント Rhamalinda, Safira
 

東日本大震災における支援活動

3.11 東日本大震災にて亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を捧げると共に、被災された皆様とご関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。 「良心、市民の会」では、福島県相馬市を拠点とした支援活動に取り組んでいます。現地の方々と共に、一日も早い復興を願い活動を継続して参りたいと思います。

JGA(孤児への奨学金支給活動)で奨学金を受給している100名の子供たちが奨学金を受け、勉強や様々な活動に頑張っています。この子たちも日本での災害に対し多くの励ましのメッセージを送ってくれました。

アチェからのメッセージが宮城県と福島県の避難所に掲示されています。アチェの子供たちの心が被災者の方々に届く事を祈ってます。

JGAの子供たちからのメッセージ

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